ヴァイオリンは持ち運びも慎重に!〜楽器を守る「ケース」の選び方〜
ヴァイオリンにとってケースは、単なる入れ物ではありません。
外部の衝撃や、温度・湿度の変化から楽器を守る、非常に重要な「シェルター」です。
楽器の価格に見合ったケースを選ぶことが、ヴァイオリンを長く良い状態に保つための秘訣と言えるでしょう。今回は、失敗しないヴァイオリンケース選びのポイントをご紹介します。
ポイント1:衝撃から守る「外側の素材」と「形状」
ヴァイオリンケースには、大きく分けて二つのタイプがあります。一つは収納力が高く強度の高い角型(四角いケース)、もう一つは軽量で持ち運びしやすい三角型(ヴァイオリン型)です。
さらに、最近では、カーボンファイバーなどの軽量かつ高強度の素材を使ったケースも人気があります。
したがって、持ち運びの頻度や、移動方法(電車、車など)に合わせて最適な形状を選びましょう。
ポイント2:音色を守る「湿度管理」機能
ヴァイオリンは木でできているため、湿度の変化に非常に敏感です。湿度が低すぎると木が割れ、高すぎると音がこもって響きが失われてしまいます。
そのため、ケース内に湿度計が付いているものを選ぶことが大切です。また、湿度を調整するための調湿剤(乾燥剤や加湿器)を入れられるスペースがあるかどうかも確認してください。
ポイント3:弓と小物の「収納スペース」
ヴァイオリン演奏には、弓、松脂、肩当て、予備の弦など、必要な小物がたくさんあります。
具体的には、弓をしっかり固定できるホルダーが2本以上あるか確認しましょう。小物入れが使いやすい位置にあるかどうかも、日々の使い勝手を大きく左右する重要なポイントです。
ケースは、高価な楽器を守るための投資です。ぜひ妥協せず、長く使える良いケースを選んでください。
