ヴァイオリンのお手入れ、実は簡単!?〜楽器を長持ちさせる秘訣〜
「ヴァイオリンってデリケートそう…」「お手入れが難しそうだな」そう思っていませんか?
実は、ヴァイオリンのお手入れは、いくつかのポイントを押さえればとっても簡単なんです!日頃のお手入れを習慣にすることで、大切な楽器を長持ちさせ、いつも美しい音色を保つことができます。
今回は、初心者の方でもすぐにできる、ヴァイオリンのお手入れの秘訣を2〜3分でサッとご紹介します!
秘訣1:練習後の「拭き取り」が何よりも大切!
演奏後は、必ず楽器本体と弦、弓の竿(木の部分)を柔らかい布で拭き取りましょう。
- ポイント: 弓に塗る「松脂(まつやに)」は粉状で、演奏中に楽器に付着します。これが残っていると、楽器のニスを傷めたり、汚れがこびりついたりする原因になります。汗や皮脂も楽器に悪影響を与えます。
- 使用する布: メガネ拭きのようなマイクロファイバークロスや、ヴァイオリン専用の布がおすすめです。
秘訣2:弓の毛は、毎回緩めるのが基本!
練習が終わったら、弓のネジを回して弓の毛(フロッグ部分)を緩めましょう。
- ポイント: 毛を張ったままにしていると、弓の木の部分に負担がかかり、反りやゆがみの原因になります。また、毛自体も痛みやすくなります。
- どれくらい緩める?: 毛がだらんとたるむ程度でOKです。
秘訣3:湿度管理で楽器を守る!〜乾燥・多湿は大敵〜
ヴァイオリンは木でできているため、湿度に非常に敏感です。極端な乾燥や多湿は、楽器の割れや変形につながります。
- ポイント
⭐︎乾燥対策: 冬場など乾燥する時期は、加湿器を使ったり、楽器ケース内に加湿器(ダンピットなど専用品)を入れたりするのも良いでしょう。
⭐︎多湿対策: 梅雨時など湿気が多い時期は、乾燥剤(シリカゲルなど)をケースに入れるのも有効です。
- 保管場所: 直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避け、温度変化の少ない場所に保管しましょう。
まとめ
ヴァイオリンのお手入れは、ちょっとした心がけで楽器の寿命を大きく延ばし、いつでも美しい音色を奏でられるようにしてくれます。ぜひ今日から、この簡単なお手入れを習慣にして、あなたの大切なヴァイオリンを慈しんであげてくださいね!