子どもがヴァイオリンを嫌いになったら？〜音楽の楽しさを取り戻す方法〜
ヴァイオリンを習い始めてしばらく経つと、誰もが一度は「練習嫌い」の壁にぶつかるものです。親御さんとしては、せっかく始めたのに辞めてしまうのは惜しいと感じるでしょう。
しかし、ここで無理に強制するのは、かえって音楽への嫌悪感を生むため逆効果になる場合が多いです。
そこで、お子さんの気持ちを尊重しつつ、音楽の楽しさを再認識させるための、具体的かつ効果的な方法を3つご紹介します。
方法1：ヴァイオリン以外の「音楽」を楽しむ時間を作る
お子さんがヴァイオリンの練習そのものが嫌になっている場合、一度楽器から離れる期間を設けてみることをおすすめします。
代わりに、お子さんの好きなアニメの曲を聴かせたり、一緒に歌ったり踊ったりする時間を作りましょう。すなわち、「楽器の練習」ではなく「音楽そのもの」を楽しいと感じさせることが、再スタートのために重要です。
【ワンポイント】 0歳から聞けるコンサート「ちいさな音楽会」も定期開催しています。生演奏の楽しさを体験することが、再び楽器に向かうきっかけになるかもしれません。
方法2：目標を「曲」から「音色」に変えてみる
難しい曲の課題ばかりを追いかけていると、子どもは練習に疲弊してしまいます。
したがって、練習の目標を一時的に変えてみてください。「この音階をきれいな音で弾く」など、目標を音色や表現にしてみましょう。なぜなら、音色の変化は、子どもにとって新鮮な喜びと発見になるからです。
方法3：練習時間から「対話の時間」に変える
親御さんが練習をチェックする役割から一旦離れてみましょう。
「今日は何が楽しかった？」と、お子さんの気持ちに寄り添う対話の時間を持つことが大切です。
当教室の講師は「子育て心理アドバイザー」の資格も持っています。お子さんの「辞めたい」という気持ちを、成長のエネルギーに変えるための適切なコミュニケーションをアドバイスできます。
練習への向き合い方について、無料体験レッスンでぜひご相談ください。
