練習嫌い、サヨナラ!子どものやる気を引き出す魔法の言葉3選
「ヴァイオリンの練習しなさい!」「早く練習しないと上達しないよ!」
ついつい子どもに言ってしまいがちな言葉ですよね。でも、こんな言葉だと、子どもはかえって練習が嫌いになってしまうことも…。
今回は、福島市の藤田夏美ヴァイオリン教室が、親御さんの声かけ一つで子どものやる気をグンと引き出す魔法の言葉を3つご紹介します!2〜3分でサッと読めるので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
魔法の言葉 その1:「今日、どこが一番難しかった?/どこが一番楽しかった?」
子どもが練習を終えたら、まずは「どうだった?」と漠然と聞くのではなく、具体的に聞いてみましょう。
- ポイント: 「難しかったところ」に焦点を当てることで、親は子どもの努力を認め、共感しやすくなります。そして、「楽しかったところ」を聞くことで、ポジティブな気持ちで練習を終えられます。
- 効果: 「ここが難しかったけど、ここまで弾けたよ!」と、子どもが自分で頑張った部分を認識し、達成感を得やすくなります。
魔法の言葉 その2:「(具体的な箇所を褒める)すごい!〇〇の音がとってもきれいだったよ!」
「上手だね」「頑張ったね」も良いですが、さらに一歩踏み込んで、具体的な箇所を褒めてみましょう。
- ポイント: 「この部分の指の動きが速くなったね」「あのメロディーの音が、前よりずっと滑らかになったね」など、小さな進歩を見つけて伝えるのがコツ。
- 効果: 具体的に褒められることで、子どもは「自分の努力がちゃんと見てもらえている!」と感じ、自己肯定感が高まります。「次も頑張ろう!」というモチベーションに直結します。
魔法の言葉 その3:「一緒に聴かせてもらってもいいかな?/どんな気持ちで弾いたの?」
子どもに「練習を見なさい」と指示するのではなく、「一緒に体験したい」という気持ちを伝えてみましょう。
- ポイント: 上から目線ではなく、「聴かせてもらう」「教えてもらう」というスタンスで接します。可能であれば、隣に座って一緒に楽譜を覗いてみるのも良いでしょう。
- 効果: 子どもは「聴いてもらえている」という安心感や、「自分の演奏が誰かの役に立っている」という喜びを感じやすくなります。感情を尋ねることで、表現力を育むきっかけにもなります。
まとめ
いかがでしたか?親御さんのちょっとした声かけで、子どもの練習に対する向き合い方は大きく変わります。ぜひ、これらの魔法の言葉を試して、お子さんのヴァイオリン練習がもっと楽しい時間になるよう応援してあげてくださいね。